sh101's blog

ちょっとお小遣いを貯めればなんとかなるシンセを語る日々

volca fm 今月下旬に発売。

だそうです。公式来ました。

ちなみに機能もろもろは、前のエントリーで書いた記事とあまり変わってなさそうっス。

憶測で書いたアルペジエイターの件も、無事ガセにならずに済みましたどうもありがとうございました。

あと前回にない情報としては、volca fm同士をSYNC端子で繋ぐ際、シーケンスやプログラム情報を送ってクローン化できるとのこと。
うむ、どうやって使おうか。

とりあえずminilogueは置いといて、こっちに行くかーという気分が沸々と。
飲み会控えるか、ひとまずは。

KORG Gadget、iPhoneに降臨。

この記事書いてからもう2年経っていたのかぁ。

KORGiPad専用アプリKORG Gadgetがユニバーサルアプリに昇格されました。
先輩おめでとうございます。ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

僕は長らくiPad2を使い続けてたんですが、いかんせんOSのアップデートの度に動作が重くなっていき、2年前はキビキビ動いていたこのアプリ、どうにも使い辛くなっていた昨今、ようやく我がiPhone6 Plusでご活躍の運びとなりました。
いや、正直iPad2が子供のゲーム機に成り下がってから、本格的にご無沙汰でしたわ。

今回のアップデートに伴い、アンドゥ/リドゥも、コードプレイも、アルペジエイターまで使えるようになりました。
こうなるともぉ、酒の肴にこれが欲しくなりますな。

この週末は、やっと今年初めての連休となるので、貪ってみたいと思います。

PLUG-OUT版SYSTEM-100動かした。

なかなか時間がなくてKORGのMinilogueを触りに行けてないので、というわけじゃないけれど、久々にRoland SYSTEM-1をPCに繋いでみました。

半年前にAbleton LiveからR社のプラグインシンセがまるで選択できなくなったため、いったんアンインストールして心当たりをあれこれ弄って再度インスコしてみたところ、久々に復活というわけです。

SYSTEM-1にはずっとお気に入りのPROMARSをPLUG-OUTしてたので、久々にSH-2やSH-101を鳴らして「あー懐かしい」とほっこり。

よく見ると、SYSTEM-100をインストールしてました。
そうだそうだ、これを入れた途端にAbleton Liveが落ちて、それ以来プラグインを拾えなくなったんだった。

ということで初めてプラグインを立ち上げるわけであります。
お、動いた動いた。

実はこのアテクシ、学生時代にSYSTEM-100(ユニット101と102)を所有しておりました。
その頃、ハウスに端を発するアナログサウンドに再び注目が集まっていましたが、当時の僕はアナログ機を手放しておりました。
ほとんどKORG M1だけで曲を作っていたため、どうしてもこの手のサウンドが欲しくなり、軽音楽部のお古を譲ってもらった次第です。

とは言えその肝心の音色、飛びきりファットでもなければ、キラキラしてるわけでもない。
いわゆるモーグのような重厚感は期待できません。
が、時々予想だにしないノイジーな音が飛び出したりして、サウンドメイクの幅は結構広かった覚えがあります。
非常に曖昧な言葉で表現すると「The 電気機器」。楽器というより電子ブロック的な。
今回PLUG-OUT版で再現されたサウンドも、まさにその印象どおり。

プラグイン画面は前述のユニット101と102を一画面で再構築してるため、電気機器感がますます増強されておりますが、プリセットの試聴は楽しいのひと言で、シンセサイザーを使った実験の博覧会。
バーブやディレイのおかげで実機以上に音響実験の様相です。
どうやってシーケンス組むんだ、これ…。

ちなみにSYSTEM-100はこれまでのPLUG-OUTと比べ、パラメータ数が圧倒的に多いです。
豊富な操作子を誇るSYSTEM-1と言えど、PLUG-OUTしただけでは全てをコントロールできません。
ましてやパッチングなどPCまたはSYSTEM-1mとのセットでなければ出来ない芸当。
いや、このタコ足配線はPCじゃないと無理だな。

知る人ぞ知るシンセだったPROMARSは楽器として使えるんですけど、こちらはもはや装置。真の意味でマニアックであります。
とことん音作りをしたい向きに薦めたく存じます。

ところで、ここまで来るともう次のPLUG-OUTシンセは、モノフォニックでは見当もつきません。
なにやらSYSTEM-1の後継機の噂もあるようですし、次なるステップへ移るんでしょうか。

↑上記記事の最後に注目。あくまでウワサのようですが。

SYSTEM-1オーバーレイ各種取り揃え。

AIRA公式のfacebookページに、こんな記事がありました。

https://www.facebook.com/OfficialRolandAIRA/posts/999894533403502

近々SYSTEM-100のオーバーレイが発売されるんでしょうか。
ワタクシのような『シンセサイザーのたのしみ』を教典と崇めてきた者どもには、モズの生贄並みに突き刺さること必至です。

ところでSYSTEM-1用オーバーレイと言えば、以前のエントリで触れたように、SH-101タイプが配布されたことがありました(現在は配布キャンペーン終了)。

我が家に届いたのは、クリスマスに最適な赤でした。

思えばこれを機に、母艦PCにDAWを入れ直したりして、それが後々PLUG-OUTシンセ購入に至るわけで、とどのつまりがローランド様の思うツボだったのでございます。

しかし実際のところ、SYSTEM-1のPLUG-OUTシンセはどれもこれも出来が良く、しかも内蔵シンセとの切り替えはボタンひとつなのでラクチンなんですが、いかんせん波形の種類や数、パラメータの名称や機能が機種ごとに異なります。

すべてのパラメータがノブやスライダー、ボタンで直感的に弄れるゆえの悩ましさですが、特に鍵盤上部のボタンにアサインされた機能は、デフォルトとまるで変わってしまうものも多いわけです。
そんなわけで、オーバーレイがどうしても必要になるんですよ。

他にRoland SYSTEM-1用のオーバーレイがないか検索してみたら、なんとUS公式に陳列されておりますた。

http://shop.rolandus.com/k/search?q=overlay&t=product&mobile=0


こちらがSH-2。ひたすらに地味。だがこれがいい。

そしてPROMARS。木製パーツをDIYしたくなります。
そもそも2VCOの相関関係が極めてアブノーマルなシンセなので、オーバーレイを熱望しております。

だがしかし、ポチを試みたところ、配達はUSオンリーですた無念。
浜松の本社さん、ぜひとも日本での販売をご検討くださいませ。かしこ。

volca fm続報。

KORGというメーカーは凄いなぁ、と改めて気づかせてくれる動画でござる。

絶賛開催中のNAMMショーにて、KORG開発チームの高橋達也さんが、参考出品しているvolca fmについて質問に答えつつ見事なバイリンガルぶりを披露されてます。
きゃーカッコいいー。

んで、高橋さんのみならず、この動画の7分付近で聴けるシーケンスパターンも相当な格好良さ。
どうやらvolca fmでは、先般発表されたminilogue同様にシーケンスとプログラムを紐付けできるようです。
あと、3分30秒あたりにアルペジエイターの実演もあります。

volcaシリーズは場所を選ばず単体でのめり込めるところが長所なんですが、もちろんSYNCで繋ぐとさらに楽しめます。
これで5台目ですし、そろそろ音声が取りまとめられるエフェクト付きミキサーが欲しいなと思うところであります。

それにしても行きてぇなぁ、NAMMショー。

KORG、またも隠し球?【1/22追記あり】

こんな画像が回ってきました。


近い将来KORGのvolcaシリーズにFMシンセが登場するわけですね。

よく見るとカラーリングやスライダーがアレみたいですが、一昨年のvolca sampleに続くバックトゥーザエイティーズ第2弾ということなんでしょう。
volca sampleで感心させられたノブ群も健在。
ぐいぐい弄れるFMシンセはかなりレアです。

【1/22追記】
イギリスの公式アカウント(@KorgUK)からもNAMMショーで展示してる旨のツイートが出ました。


説明文を意訳すると「3音ポリ/6オペレータ」「システムエクスクルーシブ経由でYAMAHA DX7のプログラムとコンパチ」「コーラスエフェクト内臓」「32プログラム/16シーケンスパターン」とかなんとか書いてあります。
それとパネルからアルペジエイターも搭載してることが伺えます。
かなりのパワーアップ具合ですなコレは。

本家YAMAHArefaceDXをはじめ、昨年バージョンアップでFM波形を追加したRoland SYSTEM-1、そして今回のvolca fmと、この1年で、国内3大メーカーがFM音源を蘇らせているのは何かと感慨深いです。

出たらまた買っちゃうんだろなぁ…

KORG、本気のminilogue

来週アメリカで開催される2016 NAMM Showに、KORGさんが斯様なアナログシンセを出品、と局所的に話題でしたが、今日公式でも発表されましたよ、とにかく見ろコレ。

Minilogueという同名のテクノ系アーティストがいるので、リスペクト命名なんでしょうかどうでしょう。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Minilogue

【1/16追記】
開発企画を担当された坂巻匡彦さんによると、本人たちの許可を得たそうです。
こちらのページを参照のこと。

すでに価格が55,000円前後、ということも報じられており、価格帯的にはRoland SYSTEM-1/JD-XiやYAMAHA Refaceシリーズとの競合商品ということでしょう。

図らずも年末に書いたエントリーで提議した廉価シンセ商戦に、強力な爆弾が投下された模様です。
正直ベッキーとかSMAPとかどうでも良くなるインパクトで、大友の皆さん如何お過ごしですか?

とにかく新ブランドのポリフォニック・アナログ・シンセサイザーが出た、ということ自体が素晴らしい。
4音ポリで2VCO+1VCF+2EG+1VCA+1LFO、モーション・シーケンス可能な16ステップのポリフォニックシーケンサー、ディレイなど、ホントにアナログなのにこの値段でおk?と驚くばかり。
計200音のプログラマブルというのも衝撃的です。

出音が最高に好きなMonotribeから、レトロメカニカルなKingKorg、違いがわかる男並みにゴールドブレンドされたvolca keysの流れを汲みつつ、どこにもない独特なデザインもかなり良いです。
特にMonotribeを想起させてくれるのがスイッチ。高橋達也さんによるデモプレイでもカチカチ言わせてます。

volca keysを弄るたび「こうなったらいいのに」と抱き続けた妄想が全て実体化しちゃってるので、救心が欲しいくらいに心臓バクバクです。
いやー、長生きはするもんですね。

ちなみに今月下旬に発売予定とのこと。しまった、年末飲むんじゃなかった!