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sh101's blog

シンセとラジオの40数年。

SYSTEM-1 2度目のPLUG-OUT!

あけましておめでとうございます。
新春早々ご報告でございます。

2014年も終わり2015年に突入せんとする、そのまさに10分前、酒の勢いでポチってしまいました。
Roland SH-2 PLUG-OUTを…。

酒は人並みに朝までずーっと飲んでいられますし、記憶をなくすことも、二日酔いで寝坊することもないんですが、気が大きくなるというのは、去年の夏…そう、酔って楽器店に入り、SYSTEM-1を買ってしまった時以来のこと。
いやぁまいったまいった、あははのはー。

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ここへ来るような方には説明不要かと存じますが、一応軽く書いておきますと、"SH-2 PLUG-OUT"とは、DAWプラグインとしてローランドがリリースしたソフトシンセサイザーです。
1979年に発売されたシンセサイザーSH-2のアナログ回路を最新技術でシミュレートしてるんですが、シンセのソフト化自体はよくあること。
この商品が凄いのは、同社のSYSTEM-1というハードシンセにも、PC経由でこのシンセをインストールできる、つまりはSYSTEM-1の中にもう1台、SH-2を搭載できるということです。
あぁややこしい。

ちなみに10日ほど前にSH-101 PLUG-OUTをインストールしてみたら、なかなか楽しかったので、こんなエントリを書いているわけですけれども。

これは毒を食らわば皿まで、と言うか「きっとオレのことだから、SH-2も入れちゃうんだろうなぁウププ」と描いていた未来予想図に、まんまとハマってしまうセルフ・デスノート状態であります。

しかし、結果として「入れてよかった!」と胸を張れるほどにいい買い物でした。
とにかく昨今のソフトシンセはおろか、ハードシンセでもなかなか得られない、凄まじい低音が鳴るんです。

例えばVCO-1でサイン波を選び、カットオフを絞り込みながら低域を弾くと、地響きのような低周波が発生します。
試しに同じセッティングでSYSTEM-1デフォルト音源と切り替えてみると、その差は歴然。
ちなみにSYSTEM-1自体、なかなか良くできたシンセではありますし、前述したSH-101 PLUG-OUTも頑張ってはいるけれど、とりわけ低域ではSH-2が余裕勝ちです。

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思い返してみても、かつて所有していたSYSTEM100(ユニット101&102)、SH-5、SH-101などローランド製アナログシンセで、ここまでローが出た記憶はありません。
あ、実はアナログ時代はローランド信者だったんですよ、えぇ。 ただSH-2実機については、一度も触ったことがないんですけどね。

仮にこれをSYSTEM-1側のデジタル補正と見ても、むしろモデリング機でここまで低域が鳴ること自体が尋常じゃないわけです。
とすると、やはりここは、1979年製SH-2のオシレータと2014年製ACBテクノロジーの双方を素直に褒めるべきではないかと。

反面、SH-101やSYSTEM-1の音、また代表的なMoogシンセに比べるとクリアさに欠けますが、これは70年代の和製シンセゆえの味わいなのかもしれません。
ここにPLUG-OUT版に追加されたCRASHERをわずかに加えると、いい感じでエッジが立ちます。

個人的にはベースはオールラウンド、飛び道具系はTOMITAサウンドやモーグ系ラウンジにハマるかな、と思います。

しかし、実機をシミュレートした結果なのかもしれませんが、複数の鍵盤を押した際に低音が優先されるようで、スラー気味に弾くと旋律によっては気持ちよく鳴ってくれない、という欠点があります。
これ、結構重要かも。

あとは、VCA周りの機能がモノ/ポリ切り替えボタンにアサインされてるんですが、これがプラグイン画面と順序が合わないため、ちょっとわかりにくいかな。
これはSH-101同様にオーバーレイシートが出てくれれば解決するはずです。
ローランドさん、さっさとお作りなさい。いや、作ってくださいおながいします。