PLUG-OUTシンセが一斉アップデート(6/2追記)
ということで、SH-101 PLUG-OUTはVer.1.03へ、SH-2 PLUG-OUTはVer.1.02へ、PROMARS PLUG-OUTはVer.1.01へとそれぞれバージョンアップしております。
気になる更新内容ですが、遂に登場したSYSTEM-1mにPLUG-OUTした際に入出力端子が使用できるようになったこと、それからSCATTER機能追加の2点です。
SYSTEM-1mについては入手してないので何とも書けないんですが、外部信号をSH-101のフィルターでナニしたり、SH-2の太いアレをチョメチョメしちゃうなど、想像するだにあれこれ遊べそうですな。
一方AIRAシリーズではおなじみのSCATTER。
こちらもSYSTEM-1同様にアルペジエーターに作用し、予想もつかないフレーズを生み出す上、セッティングによってはCUT OFFやCRUSHERなどのパラメーターに連動したものもあり、これだけで1時間は楽しめる機能です。
これはSYSTEM-1へPLUG-OUTした際の特典みたいなもんかと考えてたんですが、こうしてプラグインにまで追加されてしまうと、SYSTEM-1ユーザーとしては「彼女が俺にだけ見せる笑顔」を他人にも振りまかれたようで、少々寂しい気もします(呆)。
で、パネルにSCATTER関連パラメーターが追加されたために、デザインがわずかに変わっております。
というわけで新旧比較。まずはSH-101から。
(旧)
(新)
PLUG-OUTシリーズでは最も実機に近いレイアウトでしたが、ロゴの配列が2列に変わってしまいました。
気になるのは[TEMPO SYNC]ボタンと[ARPEGGIO]ボタンの間。
ここを詰めれば、ロゴを弄る必要はないんですが、あえて空けてあるのは一体なぜなんだぜ。
まさか、あの機能のために?いや、まさかねぇ…
さて、お次はSH-2。
(旧)
(新)
以前からPLUG-OUT版SH-2のレイアウトは「SH-1に似てる」と言われてましたが、とうとうロゴまでSH-1に接近してしまいました。
SH-2のデザイン上のアイデン&ティティー(©みうらじゅん)はほぼ失われ、SH-1.5と呼びたくなる風情です。
これはこれで面白いんですが。
そして孤高のシンセPROMARS。
(旧)
(新)
もともとメモリスイッチ列の配置が実機と違うこともあり、印象はほぼ変わりませんが、ロゴのある列の密度はかなり濃くなっております。
パラメーターがほぼ同一のJUPITER-4とのデザイン上の差異は、この特徴的な"R"のロゴの有無。
SCATTER関連パラメーターは、SYSTEM-1に倣って鍵盤左に表示すればいいんじゃね?とも思ったんですが、鍵盤を非表示にする方は結構多いのかもしれませんね。
報告は以上です。
あ、そう言えば前にも書きましたが、SH-101の無償ダウンロード(SYSTEM-1ユーザー限定)は、今日5/31で終わりなんですが、明日からどうなるんでしょうね。
(6/2追記)
PLUG-OUT版SH-101、今後商品化とのこと。
ただ、下記リンクを見る限りSYSTEM-1ユーザーに対してのみの販売になるようです。
◾︎PLUG-OUT Software Synthesizer 限定優待販売のお知らせ