sh101's blog

ちょっとお小遣いを貯めればなんとかなるシンセを語る日々

やっと届いたnanoKEY Studio。

夏休み最後の週末ですが、いかがお過ごしでしょうか。気持ち悪いなオレ。

あちこちで告知してるこのアルバム(絶賛販売中)
制作が締め切りに向かっていた6月中旬、僕の担当曲が予定より増えてしまったんですよ。
異動が出て業務の引き継ぎに追われていたこともあり、勤務中に(アルバム制作自体が業務なんですが)曲作りしないと間に合わないということで、その曲はiPhoneKORG Gadget)だけで作ることにしました。

で、少しでも省スペースで作業したくて楽器店で発注したコントローラがKORG nanoKEY Studioです。

ところが、店舗側のミスやら届け先の間違いやらいろいろあって、発注から2ヶ月以上経って今頃到着という次第であります。
頼んでいた援軍が、戦闘終了後にのこのこやってきたというところですな。

担当曲も完成しCDも発売され、異動の引き継ぎもとっくに完了し、精神的にはかなり落ち着いた状況で使っておりますが、やっぱり「便利だなぁ」のひと言。

キーボードにパッドにノブ、そこにカオスパッドの一気盛りでB5をちょっと超える程度のサイズと軽さ。
さらにケーブル要らずのBluetooth接続と来れば、もぉ作曲ぐガンガン進みましたよ(予定通り届いていれば)。

ボタン型鍵盤は以前持っていたnanoKEY(初代)に比べると、ほどよい押し心地で弾きやすく感じました。
パッドは微妙なニュアンスまでは辛いながらもベロシティ対応で、アクセントとして使えます。
カオスパッドは可もなく不可もなく。弾力に乏しく指が滑りにくい素材なので若干引っ掛かりはあります。
欲を言えばiKaossilatorやKORG M01みたいに、リズムパターンにフィルインを加えるみたいな機能があれば良かったんですが、まあこれはソフトウェアへの注文か。

期待以上だったのはノブ。
8つしかないとは言え、KORG Gadgetに最適なチューニングがされており、特にアナログモデリングシンセ系には絶妙なパラメータがチョイスがされています。
これまでPCMシンセを使ってたんですが、今後はアナログ系も積極的に使いたくなります。

ただ、それ以上に深刻な問題もありまして。
僕のiPhone6 plus固有の問題かわかりませんが、10分に一度くらいの確率でBluetoothが落ちるんですよ。
ソフトウェアをアップデートしても、KORG Gadgetを更新しても状況は変わらず。
たぶんCPUの問題かと思うのでiPhone6sだと違うのかなぁ。

早いとこiPhone7に乗り換えたくなる、そんな夏のおわりであります。