sh101's blog

シンセとラジオの40数年。

あのTR-8がリボーン。Roland TR-8S発表。

RolandからTR-8の上位機種、TR-8Sが今月24日に発売されるそうです。

これは重要だな、と思ったのはAIRAブランドでリリースされたことです。
SYSTEM-8の後、AIRAではDJソフトウェア"serato DJ"のコントローラーとしてDJシリーズの発売が続いていました。

DJ-505やDJ-808にはTR-8の縮小版のような機能があるにはあったんですが、昨今ではTB-3ですら楽器ではなくDJ機器コーナーにひっそり置かれていたりして、AIRAの目指すところはこれだったのか、と失望したこともありました。
いっそ『AIRAとは何だったのか』と題した本でも書いて一杯やりたくなる気分でした。

まあACBだってソフトウェアだし、筺体はあくまでガワだし、と言われたらそれまでですが、基本的に単体で面白みのないものは所詮コントローラーに過ぎません。

てなことで、久々に単体楽器がAIRAブランドに名を連ねることに、ホッと胸をなでおろす次第です。

https://static.roland.com/assets/images/products/gallery/tr-8s_front_gal.png

なんとなくNa◯ive Instruments製品に見えなくもないのですが、まあそれはさておき。

先代のTR-8から変わった点をザックリと挙げると、まずハード面ではパッドがベロシティ対応に、6系統のパラアウトも付きました。

音源部はTR-808、909、606、707、727サウンドがデフォルトで搭載されました。
またオリジナルのサウンドをSD経由でインポート可能。サンプルはモノラル44.1kHz換算で600秒(1サウンドあたり最大180秒)までインポートできるとのことなので、フレーズサンプリング以上のものが入れられそうです。

シーケンスではインストごとにステップ数を変えられたり、モーション・シーケンスも可能になるなど、細かいブラッシュアップがされています。

https://static.roland.com/products/tr-8s/images/img_tr-8s_06.png

ここで何気に「おっ」と思った新機能はフィルイン

"ソング"の概念がないTR-8(S)では、それこそ曲を展開する直前にオカズ入りのパターンを呼び出すか、スキャッターを回すなど、何らかのマニュアル操作を加える手間が要りました。
フィルイン機能をセットしておけば、2/4/8/12/16/32小節ごとに勝手にオカズを入れてくれるそうで、これなら展開直前に他の機種を弄る時間的かつ精神的な余裕も生まれそうです。

ちなみにYouTubeのRolandChannelでは、早速いくつかのデモ動画が公開されてます。

隣に置かれたSH-101などに惑わされてしまいますが、間違いなく単体で鳴っているサウンドでしょう、これは。

そして気になる市場価格は、75,000円前後に落ち着きそうです。先代機に有償のPLUG-OUT入れて、機能を向上したと考えれば妥当なところでしょうか。

自前のサンプルを加えられるようになり、さらに単体で遊べる予感満載のTR-8S。
またまた物欲がわいてきましたがな。

ところで緑色の縁取り、なくなったんスね。