sh101's blog

ちょっとお小遣いを貯めればなんとかなるシンセを語る日々

KORG、世界戦略進行中?

かねてより動向が注視されていたPioneer DJですが、今年になって社名を変更しました。

https://www.pioneerdj.com/ja-jp/news/2019/alphatheta-pioneer-dj-corporate-name/

そうですか…
「AlphaTheta株式会社」、なるほど。

買収云々についてはリサーチできませんでしたが、ひとまず"Pioneer DJ"などのブランドは残るようですので、愛好家の皆様もひとまず安心というところでしょうか。
TORAIZにも後続商品を何とぞよろしくです。

そんな激動を予感させる2020年の幕開けですが、いよいよ16日から、世界の好事家大興奮のイベント"NAMM 2020"がスタートします。

ここで各メーカー、どんな新製品を公開するのか注目が集まる中、早速KORGさんはこのシンセサイザーを発表しました。

ウェーブシーケンスといえばWAVESTATIONですが、斬新なUIが記憶に新しいiOSアプリ"iWAVESTATION"に続き、ついハードとしても後継者の登場となりました。

昨今のメーカーのデモムービーだとリズムトラックが入ってたりして、いったいどこまで1台で作れるのか不明瞭なのですが…。
デジタルシンセ最高潮の頃に生まれた先代とはまるで異なり、minilogueの延長線上と思われるノブたっぷりのデザインで、リアルタイムに弄れまくれる予感濃厚です。

カリフォルニア発、KORG R&Dが開発

なんだ日本製じゃないのかという声もありそうですが、元祖WAVESTATIONを作ったのもKORG R&D社だとか。

KORGと言えば、同社のアナログ復権の立役者・高橋達也さんが、なんとドイツ法人のCEOとしてカムバックされた、という吉報もありました。

コルグ・ジャーマニー。
ドイツの老舗感満点で、思わず声に出してみたくなるじゃないですか。

カリフォルニアといい、ドイツといい、着々と世界征服を実現されているようで何よりです。

なんというか各国にすごい幹部がいて、大首領はドイツ支部に、みたいなショッカー的世界観を妄想してしまいますね。

こうなると南米支部や中近東支部の頑張りにも期待したいところであります。