ELECTRIBE Waveは、とにかく捗る。
ズバリ言って(©アントニオ猪木)ELECTRIBE Waveでの曲作りは快適さが半端ねえんです(一部を除けば)。
あえてカッコ書きしたのは、パターン間で特定パートのシーケンスのやりとりができないことなんだけどね。
まあ、これはいずれバージョンアップでなんとかなるんじゃないかと勝手に期待しております。
ソングの組み立てがKORG Gadgetとはまったく異なるので、どちらが良い悪いとは言いづらいのだけど、一筆書きのように作曲を始められるのは嬉しい。
というわけで、3週連続で曲が1曲ずつ仕上がってるわけで、飽き性の僕にしては相当レアですよ。
ELECTRIBEシリーズの特徴は、フィルターではなくモジュレーションで音作りができる点。
このELECTRIBE Waveでは、パンやエフェクトまでモジュレーターにぶっ込むことができ、おまけに波形にはS&H(サンプル&ホールド)まである。まさにゴッチ直伝(ちょくでん)であります。
「直伝」は「ゴッチ」が付くと「ちょくでん」と読みます。くれぐれも。
特にDELAYやGRAIN SHIFTERをアサインすると、橋本真也もかくやというほど予測不能な破壊っぷりをしてくれるのがたまらない。
さらにMOTIONタブを併用すれば、特定ステップでDEPTH=ゼロワンにしたりと、破壊王を制御できてしまうのです。
KORG Gadgetでも同じようなことはできるんですが、シーケンス画面で目当てのパラメーターを探すのに、延々と縦移動させられるので、ズバリ言ってめんどくせえんです(©アントニオ猪木)。
とにかくELECTRIBE Waveはパラメーターの呼び出しが快適なわけだ。いやわけです。
今回の曲はひとつのパターンでフレーズをきっちり作っておいてから、コピー先でいろんなパートをグレインしまくったりトランスポーズしたりパンを振りまくったり、という作業で作ってます。
しばらくはこんな感じのリズム遊びが続きそうであります。