MC-101、その後。
購入してから2ヶ月経つわけですが。
寝る前の30分、1シーン分(1クリップ×4トラック)作って、数分ほどSCATTERでそのシーンやクリップを弄って満足したら「さあ寝るか」という日課。
日夜「20200213」に代表される、味も素っ気もない名のプロジェクトを量産しております。
就寝前30分というのは、人によってはヨガに励んだりバランスボールに乗ったり、ハーブティーでリラックスしたり、泥パックでお肌つるつるにしてみたり、ツイッターのエゴサで血圧上げたり、5ちゃんねるに書き込んだ罵倒コメントが住人に論破されて痛飲したりと、使い道はそれぞれですが、MC-101で1シーン作るにはちょうどいい塩梅です。
ただ、本音を言えばこれらが曲になりにくい、いや正確に言えば曲として広げにくいというのは悩ましいところ。
ソングモードやチェインがないため、次の展開を作ろうという気力に至らないのがその理由であります。
そのおかげで自作"曲"として完成させたものをYouTubeなりSoundCloudにアップできないというのが実情であり、もし僕が突然この世から消えると、近年は断片しか作れなかった人扱いになります。いや、実際断片なんだけれども。
さて、1ヶ月ほど前のハナシで恐縮ですが、ローランドのサイトにこのようなページが出現しました。
要するにMC-101/707の音源であるZEN-Coreシステムを用いて、FANTOM-6/7/8、JUPITER-X/Xmと音源が共有化できますよ、というハナシです。
MC-101/707には夏までに(たぶんサウンドパックという形で)供給されるとのこと。
そもそもMC-707で作り込んだ音をプロジェクト経由でMC-101へ取り込むことができていたわけで、FANTOM/JUPITERも同じZen-Core音源なら、そんなこと簡単じゃないの?と思ってましたが、改めて上掲のように公式アナウンスされると、いやがうえにもテンション爆AGEってもんです。
無論、JUPITER -X/XmやFANTOMはそれぞれZen-Coreの他、機種独自の音源方式も併用しているので、まるっきり一緒の音が出るわけじゃないと思います。
が、少なくともMC-101/707は他機種でも同じサウンドが鳴らせるわけです。
となると、MC-101しか持っていないワタクシのようなZen-Core最下層民は、音作りができる707だのFANTOMだの、他社製品には目もくれず上位機種購入を検討していくわけで、こりゃRolandさんの燃える商魂に一本取られたなガハハ、という次第です。
それはさておき、ちょっと困ってること。
リアルタイムでパッド演奏を記録し、それをエディットできるのは良いんですが、唯一まいってるのはLENGTH。
解像度が1/16の場合、4分音符(5ステップ)より長いノートを弄ると、4.99(ステップ)より長く伸ばせなくなります。無念なり。
他にも細かいことはあるんですが、なまじ音がいい上に選択肢も異常に多く、さらに夏に向けてサウンド増量の予感大なところでエフェクトに凝り出すと、就寝前の30分があっという間に2時間に膨らみ、少なくとも年内は寝不足じゃないのか俺は、というのが実は最大級の困りごとなのであります。