KORG NTS-1をナメてました。続き。
ということで、まだまだ新型コロナの状況に余談を許さない中、NTS-1を弄るワタクチです。
前回は単体で遊び倒したわけですが、リアパネルにはUSB端子の他、volcaシリーズでおなじみのSYNC、MIDIに加えオーディオインまで並んでおります。
おいコレ、本当に税抜き1万円かよと疑うレベルです。
そもそもがボードということをさておいても「拡張性の塊」と称賛したくなるNTS-1、何か繋いで見ないともったいなくて気が済みません。
まずは最近のお気に入りマシンであるRoland MC-101とMIDIで繋いでみます。
NTS-1のMIDI端子は同社のシーケンサーSQ-1と同じステレオミニ仕様。持ってない方は別途購入となります。
この手のケーブルを店頭に置いてる店もないし、本体が安いのだから1,000円上乗せでも付属してれば、とは思いますが。
amazonを探せば安いケーブルもありますが、こちら辺りが手堅いと思うので紹介しときます。
そしてNTS-1にはオーディオインもあるので、MC-101からのアウトをぶっ込んでやります。
ちなみに入力音声をOSCとしてフィルターで弄ったりすることはできません。
その代わりエフェクト前、マスター前後に内部ルーティンを切り替えることができます。
MOD、DELAY、REVERBの手前に設定すればエフェクターとして機能させることが可能ですが、今回はあえてマスターの後ろに設定してみました。
REVERBボタンを押しながら電源を入れ、TYPEノブを回してInput routeを選択。Bノブで値を4にします。
MC-101側のボリューム設定とNTS-1側のインプット・トリムを設定してやれば、NTS-1のボリュームダイヤルは本体シンセ+エフェクトの音の上げ下げのみに機能します。
つまりは、ミキサー不要で2台のサウンドをミックスできます。
音質的にも問題なし。これは有能。
チャンネル設定してMC-101のシーケンスをNTS-1に流し込んでもいいんですが、せっかくアルペジエイターがあるので、ここはテンポ同期だけで。
あとはMC-101で作り込んだトラックに合わせ、アルペジエイターを鳴らすだけ。
エフェクトのノブをウニョウニョとさせるだけでなかなかにトビます。
ユーザー製のサウンドやエフェクトの取り込みについては、また次の投稿で。