こ、これは一体…
Posted by Roland AIRA on 2015年6月29日
いやぁ、もしかしたらやっちゃうかもとは思ってましたが、案外早く来ましたね、SYSTEM-1のプラグイン化。
ACBテクノロジーがPCベースで扱えるのは、これまでのPLUG-OUT版で既知なわけで、それならSYSTEM-1そのものをソフト化することも難しくはないでしょうと。
無論、ノブやスライダーによるフィジカルなコントロールについては専用コントローラーたる実機に勝るものなしですが、そこさえ担保されていれば、ちょっとくらいツマミがなくたって馴染みのMIDIキーボードでもいいわけで。
これにより、SYSTEM-1のラインナップはますますカオス度を増していくわけですが、果たしてこのプラグイン版、従来の実機ユーザーには面白案件となるのでしょうか。
気になるのは、このソフトの価格。
PLUG-OUTシンセとの違いは気になりますし、ハード部分はおいくらですかという下衆の極み的興味もあります。
まあ、SYSTEM-1実機(?)=ソフト+ハード、なんて単純なものではないでしょうが。
またPLUG-OUTボタンが付いてないのは、当然と言えば当然なんですが、これ、プラグイン版が独自に進化することはないんですかね。
個人的にはプラグイン版をSYSTEM-1実機にPLUG-OUTしたら4VCO化しちゃうとか、加算方式音源と化しちゃうとか、フィードバックによりハウリングが止まらないとか展開すればなかなか楽しいんですが。
Roland様には「芸術は爆発だ」の心意気で限界まで挑んでいただきたく存じます。
いずれにしてもAIRAシリーズのシンセサウンドについては非の打ち所がないので、本格的プラグインをお求めの向きにはオヌヌメしておきます。