sh101's blog

シンセとラジオの40数年。

SYSTEM-1 初PLUG-OUT!(1222改訂増補版)

先日Rolandからこんなキャンペーンのお知らせが届きました。

AIRA SYSTEM-1 / SH-101オーバーレイシート・プレゼント・キャンペーン
 Roland - Blog - Event

購入直後にRoland BRIDGEにユーザー登録していたので、申し込みはあっさり完了。
1週間ほどで、オーバーレイが到着しました。
やたら大きな箱に収まっていたのはレッドのシート一枚のみ

あ、そっか。カラーは選べないのか。と、届いてから気づく始末。
元グレー持ちとしては想定外でしたが、いざ装着してみるとこんな感じでしっかりフィット。

f:id:pyu-ta:20141224172053j:plain

いやぁ、クリスマスムード満点(笑)
一部に不評な、あの緑の縁取りは、このシートが収まる枠の役目を果たしていたわけですね。
シートは樹脂製で質感も良く、いい意味で期待が裏切られました。
なんだかさらに新しいシンセを買い足したような気分に浸れます。

で、なんとなくSH-101気分も乗ってきたところで、例のアレに挑んでみようと。
ええ、おっしゃる通りです、まだ試してなかったんですPLUG-OUT

プラグインはSYSTEM-1購入時にダウンロードしてたんですが、PCにはまともなDAWを入れておらず、何の役にも立たないファイル状態。
SH-101のためだけにDAWを購入するわけにもいかず、またもしPLUG-OUTしたSYSTEM-1でSH-101を鳴らしても、不要パラメーターの消灯だけでは気分じゃないな、という思いもありまして。

だがしかし、オーバーレイを装着してみると「シートを役立てねばなるまい」という任務完遂欲にかられるもので。
人間勝手なもんであります。

そんな次第で、なんとなくインストールしていたStudio Oneのフリー版をお試しグレードアップしてみました。
すると、フリー版では読み込めなかったSH-101のVSTiプラグインがめでたく立ち上がったのであります。

f:id:pyu-ta:20141220162005j:plain

いやぁ、実に苦節4ヶ月。

まあ、いつでもSTUDIO ONEはグレードアップできたわけですが、40代も半ばとなると、その程度のことにすらきっかけが必要でして。

んで、SYSTEM-1へのPLUG-OUTも無事に済ませまして、単体でSH-101を楽しんでるわけですが、SH-101について、以前ネガなエントリを投下しております…

パネルが変わるとまた印象も変わるもんでして。
デフォルトとオーバーレイ付きを上下に並べてみました。
よく見ると、フォントも微妙に違う芸コマぶり。

f:id:pyu-ta:20141221094909j:plain

SH-101は1VCOなので、デフォルトのVCO2パネルには何の機能も与えられていません。
他にも、MODのフィルターが"VCF"となっているように、機能は同じでもSH-101実機の名称に替えられているところも。

特にパネル最下段のボタンは、機能がかなり変わっています。
例えばポルタメントは3つのモードになってますし、デフォルトのモノ/ポリ切り替えボタンはVCAの一部に置き換えられてます。
この辺、オーバーレイがないと使いづらいところですな。

f:id:pyu-ta:20141221093036j:plain

ちなみにこちらによれば、実機にない以下の機能が追加されているそうです。
引用先 ROLAND PLANET

・EFFECTSが追加! (CRUSHER/REVERB/DELAY)
・MODULATORの波形に正弦波とノコギリ波を追加!
・PWMのソースにVCFのENVを追加!
・VCOとVCFのMODスライダーをMODULATORに移動!
・VCFにENVを追加!
・VCAにTONEつまみを追加!

TONEが生き残ったのは何よりです。
SYSTEM-1モードではかけっぱなしですし、このくらい音にボトムがないと、今どき実用上ツラいところ。

なにぶん実機を手放して30年経つので、ローランド謹製ACBテクノロジーによる再現度合いは検証できません。
ただ、このマシンでしか経験したことのないVCFのノイズモジュレーションには「ああ、そうそう!コレコレ‼︎」と声が出そうになってしまいました。

ちなみに、オーバーレイではMODの波形ノブ"RND"がNOISEにあたります。これ、もしかして誤植…?

同じセッティングでSYSTEM-1と切り替えてみると、矩形波も鋸歯状波もわずかに高域がクッキリした印象。
SH-101は電源を入れた直後からピッチが抜群に安定していたことから「オシレーターだけデシタルではないか」と噂されていたんですが、アナログに近づけようと最新の技術が投入されたSYSTEM-1と、デシタルに向かう真っ只中に作られたSH-101を対比させるのもまた一興ですな。
またフィルターの特性は全く別モノで、カットオフを絞った時の低域が強力なことに驚きます。

うん、なんかいろいろ思い出してきたぞ。
実機のスイッチが妙に固くて、冬の日暖房のない部屋だと指先が痛かったこととか。

なおローランドの公式サイトに公開されているSH-101のオーナーズマニュアル(取扱説明書)には、40音色分のセッティングチャートが掲載されてます。
スライダーとノブの違いこそあれど、アノ音が見事なまでに再現できるんですね。
蒸気機関車」なんて作るの、昭和以来だろ
身も心もアナログ、とはまさにこのことであります。

ともあれホントに楽しい。失われた30年を取り戻す勢いです。
重ね重ね、人間勝手なもんであります。

ついでに、実機最大の魅力と言っても過言ではない「100ステップシーケンサー」も追加搭載してくれたら嬉しいなぁ…と贅沢な欲求も出たりして。

シーケンサーについてこんな情報もありましたが、半信半疑とさせていただきます。

RA Reviews: Roland - AIRA SYSTEM-1 (Tech)

ともあれ、しばらくはコレで年が越せそうです。めでたしめでたし。

ところで、もうひとつのPlugOut"SH-2"にも、こんなオーバーレイが出たら、勢いで資本投入してしまいそうな自分がいます。