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sh101's blog

シンセとラジオの40数年。

AIRA TB-3がやってきた。

AIRA Roland シンセ


ということで、前回からの流れを全く汲まずに入手いたしましたよ。

なんで今さら、というところではありますが。
実は昨年のKORG volcaマイブームでvolca bassだけ入手してなかったんですよ。
これには理由があって、単に僕がRoland TB-303に関心がなかったからなんですね。

▪️ローランド・TB-303 -Wikipedia
https://goo.gl/iJLrEb

発売当時(1982年〜83年)のことはよく憶えてまして。
というのも、最初に手に入れたシンセSH-101からステップアップしようとすると、マイクロコンポーザーMC-202、リズムマシンTR-606、そしてこのTB-303によるたった1人のフルバンドコース一択しかなかったのであります。

が、当時TB-303はベースシンセサイザーとしてもシーケンサーとしても中途半端な存在で、TR-606を見る機会はあってもTB-303を目にすることは稀でした。
いや確実にないぞ、記憶には。

その後登場したデジタルシンセやPCMドラムマシンに駆逐されたアナログ勢においても、とりわけTB-303記憶に残らない気の毒なマシンに堕ちてしまったわけです。

定価の10分の1程度で投げ売りされていたTB-303は、80年代末期にハウスシーンで使用されて以来、ヴィンテージ機の仲間入りを果たします。
値上がり率ではローランド最高の出世魚ではないでしょうか。
つい最近も壮絶な高値で販売されているのを見かけました。

xOxbOxなどのクローン機も何度か目にしていましたし、volcaシリーズをフルコンプしようかと考えたこともあるんですが、やはりわざわざベース専用機を買おうと思うことはなかったんです。

それがどうしてTB-3を手に入れたか、なんですけども、楽器店で試奏してるうちにガジェットとして面白いな、と思ったわけです。

TB-3はSYSTEM-1と異なり、たいして音作りの出来ない音源付きシーケンサーといった趣きで、この立ち位置はTB-303と大差ありません。
しかしインターフェイスにタッチパネルが採用され、いじってるうちにそれなりのフレーズが出来てしまう。
これは本能的に刺さります。

まあ、店員さん(Roland Planetsの名札を付けてました)の説明がわかりやすかったというのも大きいんですけども。

それとサイズがちょうどいいんですよ。
床やソファやベッドでゴロゴロしながら遊ぶのにジャストフィット。
店頭ではたいてい他のAIRAシリーズと並んでいるので目立たないんですけど、単体で持った時の大きさや質感が遊び倒すには良い感じです。
つまり、本機に感じた唯一の欠点は「乾電池で使えないこと」くらいでしょうか。

そう、そもそもハウスシーンで脚光を浴びる前のTB-303って、安売りしていて遊び倒せるマシンだったんじゃないのかな、と思いを馳せるわけです。
その意味で、妙な価値が付いて神棚に上げられてしまった現状の本家より本家らしいのがTB-3だと思った次第です。

参考までに、この動画を見ればTB-3で何が出来るのかよくわかると思います。