ハイパーメディアなんとかなteenage engineering OP-Z
あのみんな大好きOP-1でおなじみ、teenage engineeringから、新機種OP-Zが発売されてます。
去年の11月末あたりから国内でも発売されてるようですが、すっかりチェック漏れしてました。
OP-1といえば、カシオのVL-1(VL TONE)をモチーフに作られたという話がありますが、こちらはボディカラーなどから見て、どえりゃあVL-10を意識しとるがね、と河村たかし名古屋市長の声で推察。
VL-10については、僕の苦い思い出を綴ったこともありましたな。
上掲の動画でもサイズの小ささをアピールすべくテレビのリモコンと並べたりして、ますますVL-10感満点です。
さてこのOP-Z、本体に液晶などパラメーターを表示するものが一切なく、本格的にリモコン然としております。
その代わりiPhone専用アプリをディスプレイ代わりに操作するいまどき感。
こんな体で16トラックのオールインワンシンセというから驚きです。
あまりにも多機能過ぎて、もう上のリンク踏んでちょうだい!状態なんですが、まあ何ができるか、箇条書きでピックアップしておくと…
- 16トラックのシーケンサー
- 8つのエンジンから成る音源部(拡張可)
- サンプル・パック付属(24サンプル×16種)
- 2系統のエフェクト(ディレイ、リバーブ、ビット・クラッシャー、ディストーション)
- ピッチベンド用の感圧ボタン
- 加速度センサーによるマイク起動
- iPhoneアプリ連携により数枚のスナップ画像をビートに合わせてシーケンス可能
- Unity® 3D連携によるビートと同期したアニメーション操作
まあ端的に言えば、ハイパーメディアクリエイターでしょうか、全然違いますね。
いろいろ出来るだけに、お買い上げのクリエイター諸氏がYouTube等に作品を公開されていますが、流石にまだ3Dアニメまで作った方はほとんどおられないようです。
サウンド的には、なんとなくKORG ELECTRIBE Waveを思い浮かべてしまいました。それが良い悪いと言ってるわけではなく、諸作の傾向からループ主体の楽曲が作りやすいんだろうなと思いました。
国内では税込価格73,440円 。やっぱりちょっと欲しいぞ。